“曲々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょくきょく50.0%
くまぐま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
約束の履行から出るこころよからぬ結果を思い出す。結果はまたも想像の力で曲々きょくきょくの波瀾を起す。——良心を質に取られる。生涯受け出す事が出来ぬ。利に利がつもる。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
月が松島湾の曲々くまぐまを限りなく照していました。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)