“晴業”の読み方と例文
読み方割合
はれわざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ケメトスはますますその技をみがくと共に、夜の空の流れ星を眺めては、お祖父さんの言葉を思い出して、一生一代の晴業はれわざをして名を上げたいと考えました。
彗星の話 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
舞台の当日、流儀の晴業はれわざ、一世の面目めんぼく、近頃衰えた当流にただ一人、(古沼の星)と呼ばれて、白昼にも頭が光る、と人も言い、我も許した、この野雪与五郎。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)