“景山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かげやま66.7%
けいざん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるにその年の九月初旬しょうが一室を借り受けたる家の主人は、朝未明あさまだきに二階下より妾を呼びて、景山かげやまさん景山さんといとあわただし。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
腹立たしきよりは先ずあきれられて、更に何故なにゆえともきかねたる折から、の看守来りて妾に向かい、「景山かげやまさん今夜からさぞさびしかろう」と冷笑あざわらう。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
この日、曹操は景山けいざんの上から、いくさの情勢をながめていたが、ふいに指さして
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「前なるは、当陽県とうようけんの水、うしろなる山は景山けいざんといいます」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)