“是頃”の読み方と例文
読み方割合
こないだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「三吉——もう俺も親類廻りは済ましたし、是頃こないだの晩のようなことが有ると可恐おそろしいで、サッサと郷里くにの方へ帰るわい」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
私もネ、長いこと伊東の方に居ました。森彦の親切で、すっかり保養も出来たで……是頃こないだお雪さんから手紙を下すったように、もしお前さんのとこで私を
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)