“昆倫奴”の読み方と例文
読み方割合
くろんぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というと、また合点がってん々々。よい、とした小腕ながら艪を圧す精巧な昆倫奴くろんぼの器械のよう、シッと一声飛ぶに似たり。はやい事、ただし揺れる事、中に乗った幼い方は、アハハアハハ、と笑って跳ねる。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)