日石にっせき)” の例文
それは妻のもっていた日石にっせきの旧株五十枚に対する玉塚商店の買受書であった。然し紙幣入の中には僅に十円紙幣が二枚きり入っていなかった。
秘められたる挿話 (新字新仮名) / 松本泰(著)
ラジオはもう次へ進んで日石にっせき、百〇三円四十銭、三十銭やすと叫んでいる。
猫車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)