旋風器せんぷうき)” の例文
旋風器せんぷうきの起す風はわが髪のしづくたるる濡髪ぬれがみとなるをすら救はずさふらへば、そのおとの頭に響くおといよ/\うとましく覚え、それもさふらうては身はたゞ𤍠湯の中にあると思はばよからんと心を定め申しさふらふ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)