“新津”の読み方と例文
読み方割合
にいつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(はがき)今日きょう越後えちご新津にいつを立ち、阿賀野川あがのがわの渓谷を上りて会津あいづを経、猪苗代いなわしろ湖畔こはんの霜枯れを圧する磐梯山ばんだいさんのすさまじき雪の姿を仰ぎつつ郡山こおりやまへ。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
……汽車が新津にいつへついたとき、澄江は思ひきつて立ち上つた。もう一度こつそり新潟へ戻つて行かう。そして卓一に一眼会はふ。澄江は駅へ手荷物を預けた。