新墓あらはか)” の例文
うち立出たちいで、三崎へ参りて、女暮しでういう者はないかと段々尋ねましたが、一向に知れませんから、尋ねあぐんで帰りに、新幡随院しんばんずいゝんを通り抜けようとすると、お堂のうしろ新墓あらはかがありまして
我はつゑは曳きつつ新墓あらはかの日にゆるすら朝眼樂しむ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
我はつゑは曳きつつ新墓あらはかの日にゆるすら朝眼楽しむ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)