“あらはか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新墓75.0%
荒陵25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我はつゑは曳きつつ新墓あらはかの日にゆるすら朝眼楽しむ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
石の巻の町に入るすぐ手前の畑に今でも「蛇田」といふ名所がある。「……五十八年の夏五月さつき荒陵あらはか松林まつばやしの南の道にあたりて、忽に二本ふたもと櫪木くぬぎ生ひ、路をはさみて末合ひたりき」
大へび小へび (新字旧仮名) / 片山広子(著)