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断片的
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きれぎれ
ふりがな文庫
“
断片的
(
きれぎれ
)” の例文
旧字:
斷片的
渡邊の耳元へ
低声
(
こごえ
)
で
咡
(
ささや
)
いておいて、自分独りで二階へあがっていった、軈て低い春日の声に混って、
主人
(
あるじ
)
の太い声が
断片的
(
きれぎれ
)
に洩れて聞えてくる。
誘拐者
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
然し
斯
(
この
)
貧
(
まず
)
しい小さな野の村では、昔から
盆踊
(
ぼんおど
)
りと云うものを知らぬ。一年中で一番好い
水々
(
みずみず
)
しい大きな月が
上
(
あが
)
っても、其れは
断片的
(
きれぎれ
)
に若者の歌を
嗾
(
そそ
)
るばかりである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“断片”で始まる語句
断片