“斉政”の読み方と例文
読み方割合
なりまさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてすぐにこの家に奉公したいと決心した。奥方は松平上総介かずさのすけ斉政なりまさむすめである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
茶山は「四明先生告老、藩主加賜以金、燕喜之辰、余亦与会、賦此奉呈」として七律を作つた。其一二に「賜金不必買青山、心静城居即竹関」と云つてある。藩主は松平上総介斉政なりまさである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)