文火とろび)” の例文
一時間ばかり文火で煮てから碗に入れてだすのであるが、これはひどく手数がかかる。
(新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
血管の中には血の代わりに文火でも流れているのではないかと思うくらい寒気に対して平気だった葉子が、床の中で倉地に足のひどく冷えるのを注意されたりすると不思議に思った。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
彼女はこの退屈な文火の上で
大脳は厨房である (新字旧仮名) / 富永太郎(著)