“とろび”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トロビ
語句割合
弱火44.4%
文火33.3%
微温火11.1%
漫火11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯をわかすくらいは、強火でわかしても、弱火でわかしても、なんの変わりもあるまいと思うかもしれませんが、弱火で煮えている湯で、お葉でもゆでてごらんなさい。
女中訓 (新字新仮名) / 羽仁もと子(著)
血管の中には血の代わりに文火でも流れているのではないかと思うくらい寒気に対して平気だった葉子が、床の中で倉地に足のひどく冷えるのを注意されたりすると不思議に思った。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
その一つに腰掛けて、一人の寂しそうな少年が微温火の前で本を読んでいた。で、スクルージは一つの腰掛に腰を下ろして、長く忘れていたありし昔の憐れな我が身を見て泣いた。
お人好し氏は漫火にあたる。腕拱み合せ、下唇を