數書かずか)” の例文
百夜もゝよしぢはしがきに、今や我も數書かずかくまじ、只〻つれなき浮世とあきらめても、命ある身のさすがに露とも消えやらず、我が思ふ人の忘れ難きを如何いかにせん。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)