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数珠
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ずゞ
ふりがな文庫
“
数珠
(
ずゞ
)” の例文
旧字:
數珠
余りの有難さに
自分
(
おのれ
)
もまた涙聊か誘はれぬ、さて美しき姫は亡せ果てたり、美しき尼君は
生
(
な
)
り出で玉ひぬ、青〻としたる寒げの
頭
(
かしら
)
、
鼠色
(
ねずみ
)
の
法衣
(
ころも
)
、小き
数珠
(
ずゞ
)
、殊勝なること申すばかり無し
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
思ひ入て擦る
数珠
(
ずゞ
)
の音の声すみておぼえずたまる我涙かな、と歌の調は好かれ悪かれ、西行
急
(
にはか
)
に読みかくれば、彼方は初めて人あるを知り、思ひがけぬに驚きしが、何と仰られしぞ、今一度と
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“数珠”の解説
数珠(じゅず、ずず)は、穴が貫通した多くの小さい珠に糸を通し輪にした法具である。珠の数は108珠が基本である。各宗派の本式数珠以外だと数に決まりはない。(#形状・名称を参照のこと。)形状は、各宗派の本式念数珠だと厳密な決まりがある。
仏を念ずる時に用いる珠との意味から「念珠」(ねんじゅ)とも呼ばれる。字の前後を入れ替えて「珠数」と書く場合もある。
(出典:Wikipedia)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
“数珠”で始まる語句
数珠屋
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