散楽さんがく)” の例文
夜は、散楽さんがくを催して、やがてのむこの君たる次男の利政にも、客のまえで舞わせて見せ、昼も、饗膳きょうぜんの美をつくし、やがて帰国の朝には
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古例では、その日、十二番の散楽さんがくを演じることになっている。足利歴代の盛儀で、およそ文武の百官は招待に洩れることはない。華麗善美な祝典だった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
和歌のつどい、こうく会、また、まり、散楽さんがく、すごろく、貝合かいあわせ、投扇興とうせんきょう