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放歌
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ほうか
ふりがな文庫
“
放歌
(
ほうか
)” の例文
そうしてその路の消えたところに、杉窪の里が出来ている。戸数五十戸、人数三百人、奇妙な芸人の住み場所である。一名
放歌
(
ほうか
)
の里という。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
階下
(
した
)
の座敷の
放歌
(
ほうか
)
乱舞
(
らんぶ
)
は、夜ふけの静けさとともに高まって、まるで、藤屋を買いきったような騒ぎである。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
往来で
放歌
(
ほうか
)
をすることは、近頃
大分
(
だいぶ
)
厳
(
やか
)
ましくなったが、
或
(
ある
)
意味からいうと許してもよさそうなものだ、というのは、淋しい所などを夜遅く一人などで通る時には、黙って行くと
死神
(新字新仮名)
/
岡崎雪声
(著)
暮れなんとする杉林から
芝生
(
しばふ
)
のへんを、しきりに浮かれまわっている少年の
放歌
(
ほうか
)
である。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“放歌”の意味
《名詞》
放歌(ほうか)
大声で歌うこと。
(出典:Wiktionary)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“放歌”で始まる語句
放歌高吟