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擦過
ふりがな文庫
“擦過”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さっか
66.7%
かす
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっか
(逆引き)
貨物自動車の運転手は、額と向こう
脛
(
すね
)
とに
擦過
(
さっか
)
傷を負い左手の指先をくじかれて
昏倒
(
こんとう
)
していた。
鉄の規律
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
そういうきれぎれの疑問が道益の念頭を
擦過
(
さっか
)
したが、娘の幸福を脅かす毒蟲を取って捨てたい、射ち殺してやりたい、踏みにじってやりたい一途な悪念にとりつかれていた折だったので
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
擦過(さっか)の例文をもっと
(2作品)
見る
かす
(逆引き)
黒地
(
くろぢ
)
に畫ける像の如し。座のめぐりには、新き炭を添へて、その煖氣は室に滿ちたり。われは客の、
彈
(
たま
)
は脇を
擦過
(
かす
)
りたり、
些
(
いさゝか
)
の血を失ひつれど、一月の間には治すべしといふを聞き得たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
擦過(かす)の例文をもっと
(1作品)
見る
擦
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“擦過”で始まる語句
擦過傷
検索の候補
擦過傷
“擦過”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
平林初之輔
久生十蘭