トップ
>
推察
>
みこみ
ふりがな文庫
“
推察
(
みこみ
)” の例文
もちゃげるわけじゃありません、こりゃア、どうも凄いお
推察
(
みこみ
)
、恐れ入りました。……
仰言
(
おっしゃ
)
る通り、如何にもそうでなくっちゃ筋が通らねえ。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「こりゃちと
面妖
(
めんよう
)
だな。わしの
推察
(
みこみ
)
じゃ、里春は、練出さない前に殺されていたはずなんだが、死人が口をきくというのはどういうものだろう」
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「さっき重右衛門が、いやに
北叟笑
(
ほくそえ
)
んで駈け出して行ったが、たぶん、お前の
推察
(
みこみ
)
とおなじに美濃清をしょッぴくつもりなんだろうが、俺の
推察
(
みこみ
)
はすこしちがう」
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
……加代姫が帰ってからこの『かごや』にやって来たやつが下手人だという、あなたの
推察
(
みこみ
)
はいちおう
穿
(
うが
)
ったところがある。そこまではわたしも気がつきませんでした。
顎十郎捕物帳:21 かごやの客
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
蔑
(
なみ
)
するごとき言葉の数かず、役儀熱心のゆえと解してそれは忘れてとらすが、……では藤波、はばかりなく大言する以上、このたびのお鶴吟味には、さだめし、確たる
推察
(
みこみ
)
があるのであろうな
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
▼ もっと見る
棺がふたつ入ったというおれの
推察
(
みこみ
)
にはちがいはなかったろう。奴らのほうではよほど以前からチビチビと毒を盛っているンだから、盛り加減で、だいたいいつごろお米が絶気するかわかっている。
顎十郎捕物帳:20 金鳳釵
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「阿古十郎さん、じゃアあなたにはなにか、もうお
推察
(
みこみ
)
が……」
顎十郎捕物帳:19 両国の大鯨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“推察”の意味
《名詞》
推察(すいさつ)
ある物事についてあれこれおしはかること。推量。
(出典:Wiktionary)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
察
常用漢字
小4
部首:⼧
14画
“推察”で始まる語句
推察下
推察力