掟書おきてがき)” の例文
この北条早雲の名において、『早雲寺殿二十一条』という掟書おきてがきが残っているが、これはその内容の直截ちょくせつ簡明な点において非常に気持ちの好いものである。
大略、戦後の経営と配備がすむと、信長は、新領主や地侍に対して、かなり箇条の多い「掟書おきてがき」を発した。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昔、江戸市中のお布告ふれだの掟書おきてがきなぞいうものは、みんな人民にわかり易い文句ばかりで書いてあった。