掛了けりょう)” の例文
そこへ一期の思い出を掛了けりょうし終るということは、物のためにも、器のためにも、人のためにも、極めてところを得たと言ってよいから、心配することはないのです。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)