“排気(はいき)” の例文
かくしてそのトラックは速力を緩(ゆる)めることなしに、店員にガソリンの排気(はいき)をいやというほど引掛(ひっか)けて遠去(とおざ)かっていってしまったのである。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
向うに見える太い鉄管(てっかん)は、海面(かいめん)すれすれまで下りている。重い毒瓦斯は、あの方へ排気(はいき)するんだ。風下はベンガル湾(わん)だ。
胴中(どうなか)がふくれて、あいきょうのある形をしている、その樽だった。上に小さい煙突のようなものがついて、そこから残りの排気(はいき)らしい煙がすうーッと立ちのぼる。
ふしぎ国探検 (新字新仮名) / 海野十三(著)