“掏摸(スリ)” の例文
「そんならそうと、何故(なぜ)君は云わないんだ。そいつが掏摸(スリ)の名人かなんかで、猿を抱きあげるとみせて、手提(バッグ)から問題の燐寸を掏(す)っていったに違いない——」
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
例へばかりに神奈川県を指定して、この県内に於ては掏摸(スリ)を公認する。
総理大臣が貰つた手紙の話 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)