掌裡てのひら)” の例文
で、其果それをまず第一に主人からしてちょいと右の手でつまんで何かとなごとを言いながら空中へ三度ばかりばらばらとき、そうして其果それの幾分を自分の掌裡てのひらに取って喰うのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)