“振閃”の読み方と例文
読み方割合
ふりひらめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
形ばかりに脇差を構えたお銀様は、それを振閃ふりひらめかしては槍の穂先を逃れようとする。槍はしばしば流れ、手元はしばしば狂うけれども、その狂暴はいよいよ衰うることあるべしとも覚えません。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)