挙惜ものごし)” の例文
髪……赤痣……声……挙惜ものごし……表情……丈恰好せかっこう……前屈みの癖……何から何まで正真正銘のユアンの、瞳だけが私のみつめているうちに、段々と違う人間の眼になってきた。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)