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拱廊
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そでろうか
ふりがな文庫
“
拱廊
(
そでろうか
)” の例文
ねえ熊城君、たしかあの男は、
拱廊
(
そでろうか
)
にあった具足の
鞠沓
(
まりぐつ
)
を履いて、その上に、レヴェズの
套靴
(
オヴァ・シューズ
)
を無理やり
嵌
(
は
)
め込んだに違いないのだ
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
最初は、続いて階下の薬物室を調べるような法水の
口吻
(
くちぶり
)
だったが、彼はにわかに予定を変えて、古式具足の
列
(
なら
)
んでいる
拱廊
(
そでろうか
)
の中に入って行った。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
鐘鳴器
(
カリリヨン
)
の音を聴いて、易介の死体を
拱廊
(
そでろうか
)
の中に想像したかと思うと、続いて行動に現われたものは、鐘楼を目している。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“拱廊”の意味
《名詞》
アーチ状の屋根がある回廊。アーケード。
(出典:Wiktionary)
拱
漢検1級
部首:⼿
9画
廊
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
“拱”で始まる語句
拱
拱手
拱門
拱揖
拱手傍観
拱叉
拱基
拱居
拱州
拱格