“抽籤(くじ)” の例文
白羽(しらは)の箭が立った若者には、勇んで出かける者もある。抽籤(くじ)を遁(のが)れた礼参りに、わざ/\鴻(こう)の巣(す)在(ざい)の何宮さんまで出かける若者もある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
川端の嘉(かあ)ちゃんは甲種合格だってね、俺(おら)が家(とこ)の忠はまだ抽籤(くじ)は済まねえが、海軍に採(と)られべって事(こん)だ、俺も稼(かせ)げる男の子はなし、忠をとられりゃ作代(さくだい)でも雇うべい、国家の為だ、仕方が無えな
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)