抱桶だきおけ)” の例文
そのころの道具がかりの者が知らなかったのかどうか、割れなくていいというような意味から、かね水指みずさし稽古けいこ用に出してくれたのが、数年のあとで名高い和蘭陀毛織オランダモウル抱桶だきおけであったことや
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)