“打點頭（うちうなづき）” の例文
新字：打点頭
越てお小座敷より忍入藤五郎樣の入せらるゝ處へ御出候へと申ければ佐十郎打點頭（うちうなづき）呉々（くれ／″＼）も頼むと言置（いひおき）兩人共に先藤三郎樣を連行（つれゆか）んと其處（そこ）を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
倒（たふ）し我が子を夫婦となせし上自分も共に樂（たのし）まんと櫛（くし）を盜（ぬす）ませ金を騙（かた）り取らせしならんと云ふに與惣次打點頭（うちうなづき）成程お專が言ふ如く毒ある花は人を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
談ずれば伊賀亮打點頭（うちうなづき）夫こそ表札幕（へうさつまく）などの事にて來りしならん返答（へんたふ）の次第は斯々（かう／＼）と委細（ゐさい）に常樂院へ差※（さしづ）したりける
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)