トップ
>
手遊品
>
おもちや
ふりがな文庫
“
手遊品
(
おもちや
)” の例文
食物や
手遊品
(
おもちや
)
の店を見て𢌞はつたりした光景を、小池は頭の中で繪のやうに
展
(
ひろ
)
げながら、空想は
何時
(
いつ
)
しか十五年前の現實に飛んで、
愛宕
(
あたご
)
さんの祭のことを
追懷
(
つゐくわい
)
してゐた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
轟
(
がう
)
と響く
遠音
(
とほね
)
とゝもに、汽車が北から南へ走るのが、薄絹を
透
(
す
)
いて
手遊品
(
おもちや
)
の如く見えた。其の煙突からは煙とゝもに赤く火を
噴
(
ふ
)
き出した。
暗
(
やみ
)
は
早
(
は
)
やぢり/\と石段を登つて來さうであつた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
“手遊”で始まる語句
手遊
手遊屋
手遊物
手遊絵