手稲ていね)” の例文
旧字:手稻
手稲ていね藻巌もいわの山波を西に負って、豊平川を東にめぐらして、大きな原野の片隅に、その市街は植民地の首府というよりも、むしろ気づかれのした若い寡婦かふのようにしだらなく丸寝している。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)