“手砲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ハンドキャノン50.0%
ハンド・キャノン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、その所々に、ヌーシャテル甲冑やマキシミリアン型、それにファルネスやバイヤール型などの中世甲冑が陳列されていて、銃器と云えば、わずかに初期の手砲ハンドキャノンを二つ三つ見るにすぎなかった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「ああまた、君の病的精神狂乱かね。とにかく、洒落しゃれはやめにしてもらおう。壺兜や手砲ハンド・キャノンで事件の解決がつくと云うのだったら、まず、そういう史上空前の証明法を聴こうじゃないか」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)