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手水所
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ちょうずどころ
ふりがな文庫
“
手水所
(
ちょうずどころ
)” の例文
以前、
毛利主水正
(
もうりもんどのしょう
)
を、水野
隼人正
(
はやとのしょう
)
が斬ったのも、やはりこの人違いであった。殊に、
手水所
(
ちょうずどころ
)
のような、うす暗い所では、こう云う間違いも、起りやすい。——これが当時の定評であった。
忠義
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さて、厠を出て、うすぐらい
手水所
(
ちょうずどころ
)
で手を洗っていると突然
後
(
うしろ
)
から、誰とも知れず、声をかけて、斬りつけたものがある。驚いて、振り返ると、その拍子にまた二の太刀が、すかさず
眉間
(
みけん
)
へ
閃
(
ひらめ
)
いた。
忠義
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“手水”で始まる語句
手水
手水鉢
手水場
手水盥
手水口
手水桶
手水洗
手水流
手水石