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手斧削
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ちょうなけず
ふりがな文庫
“
手斧削
(
ちょうなけず
)” の例文
裏も表も、いつも門扉はかたく閉まったままで人の住んでいる気配もない家なのであるが、めずらしく、こういう声がして、
巌畳
(
がんじょう
)
な
手斧削
(
ちょうなけず
)
りの窓格子に、美しい顔が二つ並んだ。
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
牡丹刷毛
(
ぼたんばけ
)
をもって、しきりと顔をはいていたいろは茶屋のお
品
(
しな
)
は、塗りあげた肌を入れて鏡台を片よせると、そこの出窓をあけて表も見ずに、
手斧削
(
ちょうなけず
)
りの
細格子
(
ほそごうし
)
の間から
鬢盥
(
びんだらい
)
の水をサッと
撒
(
ま
)
いた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
斧
漢検準1級
部首:⽄
8画
削
常用漢字
中学
部首:⼑
9画
“手斧”で始まる語句
手斧
手斧初
手斧傷
手斧始
手斧屑
手斧目
手斧鍬