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手付
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てつけ
ふりがな文庫
“
手付
(
てつけ
)” の例文
求める約束で、用意した
手付
(
てつけ
)
が五十兩、合せて六十二三兩ほどぢや、——そんな事で濟むなら、世間を騷がせる迄もないと思つたがな
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
なす治助なるか
御意
(
ぎよい
)
に御座りますと答るにコレ此請取に覺えあるかと尋ねければ治助は是を見て此請取は
昨日
(
さくじつ
)
廣小路
(
ひろこうぢ
)
の店にて
商
(
あきな
)
ひを致し
手付
(
てつけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「おれは天下の大盗だ。盗賊の慾には限りというものがない。
汝
(
うぬ
)
の生涯につきまとうて、
汝
(
うぬ
)
を
囮
(
おとり
)
に財宝を集めさせてはせびりに来る。今夜は初手の
手付
(
てつけ
)
というものだ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“手付”の解説
手付(てつけ)とは、契約時の付随的合意に基づいて交付される契約の成立または契約の効力に一定の法的効果をもつ金銭等。
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“手付”で始まる語句
手付金