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戯談口
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じょうだんぐち
ふりがな文庫
“
戯談口
(
じょうだんぐち
)” の例文
旧字:
戲談口
ルピック夫人は、ほとんど
戯談口
(
じょうだんぐち
)
をきかない。それでよその子供たちは、彼女のそばへ来ると用心をする。まず学校の先生程度に怖ろしいのである。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
一緒に飲んでいるものが利害関係のないのも彼れには心置きがなかった。彼れは酔うままに大きな声で
戯談口
(
じょうだんぐち
)
をきいた。そういう時の彼れは大きな愚かな子供だった。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
平日
(
ふだん
)
ならば
南蛮
(
なんばん
)
和尚といえる
諢名
(
あだな
)
を呼びて
戯談口
(
じょうだんぐち
)
きき合うべき間なれど、本堂建立中
朝夕
(
ちょうせき
)
顔を見しよりおのずと
狎
(
な
)
れし
馴染
(
なじ
)
みも今は薄くなりたる上、使僧らしゅう威儀をつくろいて
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
が、田川夫妻が自分と反対の
舷
(
げん
)
の
籐椅子
(
とういす
)
に腰かけて、世辞世辞しく近寄って来る同船者と何か
戯談口
(
じょうだんぐち
)
でもきいているとひとりで決めると、安心でもしたように幻想はまたかの若者にかえって行った。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
戯
常用漢字
中学
部首:⼽
15画
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“戯談”で始まる語句
戯談
戯談交
戯談好