“或夕”の読み方と例文
読み方割合
あるゆうべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女中の手もすいたので或夕あるゆうべ、大友は宿の娘のおしょうを占領して飲んでいたが、初めは戯談のほれたはれた問題が、次第に本物になって、大友は遂にその時から三年前の失恋談をはじめた。
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)