“成損”の読み方と例文
読み方割合
なりそこな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「女房に振られて、学士に成損（なりそこな）つて、後が高利貸の手代で、お上さんの秘密探偵か！」
金色夜叉 (新字旧仮名) ／ 尾崎紅葉(著)
余り見縊られたのが自棄（やけ）の本（もと）で、遂（つひ）に私も真人間に成損（なりそこな）つて了つたやうな訳で。
金色夜叉 (新字旧仮名) ／ 尾崎紅葉(著)
「それでは、貴方真人間に成損（なりそこな）つたとお言ひのですな」
金色夜叉 (新字旧仮名) ／ 尾崎紅葉(著)