“懷中鏡”のいろいろな読み方と例文
新字:懐中鏡
読み方割合
くわいちうかゞみ50.0%
ふところかゞみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手枕をして横に足を伸ばしつゝ、紙卷煙草を吹かしてゐた小池は、自分の頭のぐ前で、お光が臺ラムプの光に懷中鏡くわいちうかゞみかして、湯あがりの薄化粧を始めたのを見やりながら言つた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
「死骸の側で割れてゐたといふ懷中鏡ふところかゞみは、平常ふだんどこに置いてあるんで」