“懐郷病”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ホームシック66.7%
ホーム・シック33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ等の事柄のすべてに牛の臭が加って、私を懐郷病ホームシックにして了った。ブルックス教授の家では、新鮮な牛乳を一クォート〔六合余〕御馳走になった。
「千村君の居る頃には、懐郷病ホームシックの話なぞもよく出ましたっけ。『お前が西洋へ行ったら、きっと懐郷病にかかる』と言われて来たなんて、そんな話も有りました」
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
みな、すこしずつ懐郷病ホーム・シックの気味で、スキーもあまりしなくなり、雪やけした頬や鼻にクリームをすりこんだり、両親や友達にせっせと絵葉書を書いたりするようになった。