“懐古”の読み方と例文
読み方割合
かいこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「甲賀……」じっと見つめている虚無僧の胸に、懐古かいこの念が清水のようにいてきた。「甲賀といえば、甲賀組の発祥地はっしょうち、いうまでもなくお千絵殿の祖先のさとじゃ……」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)