憤起ふんき)” の例文
まもなくその非難に憤起ふんきして、甲府までわざわざ負けにいって、追い傷を二ヵ所だか三ヵ所受けたといううわさを最後に、ばったり消息の絶えていた男だった。
山県有朋の靴 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)