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愛翫
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あいぐわん
ふりがな文庫
“
愛翫
(
あいぐわん
)” の例文
雲飛
(
うんぴ
)
といふ人は
盆石
(
ぼんせき
)
を非常に
愛翫
(
あいぐわん
)
した
奇人
(
きじん
)
で、人々から
石狂者
(
いしきちがひ
)
と言はれて居たが、人が何と言はうと一
切
(
さい
)
頓着
(
とんぢやく
)
せず、
珍
(
めづら
)
しい石の
搜索
(
さうさく
)
にのみ日を送つて居た。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
古来偉大なる芸術の士は皆この独自の眼光を有し、おのづから独自の表現を成せり。ゴツホの
向日葵
(
ひまはり
)
の写真版の
今日
(
こんにち
)
もなほ
愛翫
(
あいぐわん
)
せらるる、
豈
(
あに
)
偶然の結果ならんや。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“愛翫”の意味
《名詞》
愛 + 翫(あいがん)
かわいがること。
《動詞》
かわいがる。
(出典:Wiktionary)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
翫
漢検準1級
部首:⽻
15画
“愛翫”で始まる語句
愛翫癖