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愚魯
ふりがな文庫
“愚魯”の読み方と例文
読み方
割合
おろか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おろか
(逆引き)
堪忍して下され口がきけませぬ、十兵衞には口がきけませぬ、こ、こ、此通り、あゝ有り難うござりまする、と
愚魯
(
おろか
)
しくもまた
真実
(
まこと
)
に唯
平伏
(
ひれふ
)
して泣き居たり。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
源太は腹に戸締の無きほど
愚魯
(
おろか
)
ならざれば、猪口を
擬
(
さ
)
しつけ高笑ひし、何を云ひ出した清吉、寝惚るな我の前だは、三の切を出しても初まらぬぞ、其手で女でも口説きやれ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
木片の薬師、
銅塊
(
どうくわい
)
の
弥陀
(
みだ
)
は、皆これ我が心を呼ぶの設け、
崇
(
あが
)
め尊まぬは
烏滸
(
をこ
)
なるべく、高野の
蘭若
(
らんにや
)
、
比叡
(
ひえ
)
の
仏刹
(
ぶつさつ
)
、いづれか道の念を励まさゞらむ、参り
詣
(
いた
)
らざるは
愚魯
(
おろか
)
なるべし。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
愚魯(おろか)の例文をもっと
(2作品)
見る
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
魯
漢検準1級
部首:⿂
15画
“愚魯”で始まる語句
愚魯漢
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