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惟澄
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これずみ
ふりがな文庫
“
惟澄
(
これずみ
)” の例文
風に
攫
(
さら
)
われた黄旗が地に捨てられてゆく。——まもなくまた、阿蘇
惟直
(
これなお
)
と一族の
惟澄
(
これずみ
)
が伝令と共に
陣幕
(
とばり
)
へかくれた。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
阿蘇ノ大宮司
惟直
(
これなお
)
、
惟澄
(
これずみ
)
も、ともに兵をすすめたので、あわせると、すでに万余の大軍となる。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前面に在る敵は、菊池方の
阿蘇
(
あそ
)
ノ大宮司
惟直
(
これなお
)
の軍勢だった。弟の
惟成
(
これなり
)
、いとこの
惟澄
(
これずみ
)
、みな一陣らしい。そのほか数千の
後詰
(
ごづめ
)
がみえる。とうてい足利勢とは比較にならない陣容だ、鉄壁の陣だ。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
惟
漢検準1級
部首:⼼
11画
澄
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“惟”で始まる語句
惟
惟光
惟任
惟然
惟任日向守
惟直
惟義
惟任光秀
惟成
惟政