とどろ)” の例文
これを下るかと思えば、心自らとどろきしが、熊笹や灌木をつかみて、後向きになれば、下られざるにもあらず。半頃より左に近く羽衣の滝を見る。下りて見上ぐれば、高いかな。八十丈と称す。
層雲峡より大雪山へ (新字新仮名) / 大町桂月(著)