悲毛カナシモ)” の例文
例へば、巻一(二九)の人麿作長歌の終の句は、『百磯城ももしきの大宮処見者ミレバ悲毛カナシモ』であるが、『或云、見者ミレバ左夫思母サブシモ
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)