悪睡あくすい)” の例文
だが、金吾が居るとて、べつに臆する必要もありません、かれは、魔薬の悪睡あくすいに落ちて、おそらくはこの物音にめる知覚もありますまい。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)